2011.07.03. Sunday
日差しジリジリ
季節外れの台風も去り、夏本番ですね。
お昼休みにスイカを食べれば、気分は夏休みです。
水もすっかり暖かくなり、ショートウェットで十分でした。
…と思っていたら、川の水が混ざる場所では水底の水温が比較的低く、少し寒さを感じました。
とはいえ、26℃以上あるんですけどね
この日は、海藻の研究者もゲスト参加で、海藻採集でした。
外人さんで日本語は喋れませんでしたが、テンションも高く、シャイなスナフキンさんも、少しコミュニケーションをとっていました
ポイント名 | 鉄塔前ポイント | ダイブ NO. | 1 | 投稿者 | T.フジイ |
見た生物リスト | |
ダイビングコメント | 鉄塔前の沖側のポイントです。
メインの狙いは、赤いペラペラ海藻です(略して赤ペラ)。
赤ペラ海藻の季節は、もう終わりのようです(春の低水温のせいか、例年よりも遅くまで見られているようです)。
ウミウシも少なくなり、
泥場ではサカサクラゲがワサワサと動き、すっかり夏景色です。
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写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | ウミウシカクレエビ |
写真コメント | オオイカリナマコに付いていた、ウミウシカクレエビです。ウミウシに付いているのを見たことが無い…。すごく綺麗な色なのですが、ナマコもエビも動くので撮りづらい…。 |
写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | ヒメイソギンチャクエビ |
写真コメント | キュウリイシにペアで付いていました。表面に一匹、そっと宿主のサンゴをひっくり返すと裏側にもう一匹。水玉模様がお洒落です。 |
写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | オニヒトデの棘 |
写真コメント | 大きなオニヒトデを何匹が見かけました。あまりサンゴが多い場所ではないのですが。イカつい棘ですね。 |
写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | チドリミドリガイ |
写真コメント | 動物なのに、体内に葉緑体を共生させるという、驚異のウミウシです。中学・高校で習った、「動物細胞は葉緑体を持たない」はウソだったのか?! いえ。植物のように、ずーっと葉緑体を維持できる訳ではないようです。 |
ダイビングチーム すなっくスナフキン ~大浦湾の記録活動と情報発信~
ポイント名 | 鉄塔前ポイント | ダイブ NO. | 2 | 投稿者 | T.フジイ |
見た生物リスト | |
ダイビングコメント | マジリモクの森は跡形もなく消え失せ(流れ藻も、台風で流されたようです。)、背丈の低いミツバサボテングサが散らばる荒野に戻っていました。
海藻研究者の人達は、赤ペラ海藻を沢山見つけられて嬉しそうでした。浮上後に、潜水中に見た物についてゆんたくするのは、なんとも言えない幸せですねぇ。 |
写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | マメスナギンチャクの1種 |
写真コメント | 海の花畑、スナギンチャク!(イソギンチャクでも、イシサンゴでもありませんよ!!)
自分の研究材料でありながら、直後に見つけたウミウシに気をとられ、同定し損ねました。写真からでは、どの種なのか、分からない生物は多いのです。 |
写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | ゾウゲイロウミウシ交接中 |
写真コメント | 美しい造形のウミウシです。紫の体色をもつシンデレラウミウシの色彩変異、という説もあるそうです。紫と白の親から生まれる子供は、何色になるんでしょうか? |
写真投稿者 | T.フジイ |
写真タイトル | コロダイの幼魚 |
写真コメント | この時期(六月下旬~七月上旬)、クネクネヒラヒラとしたコロダイやチョウチョウコショウダイの極小幼魚が多くみかけられます。 |
ダイビングチーム すなっくスナフキン ~大浦の海で遊びたい!!~